2013年06月26日
アステラス、米バイカル社の感染症ワクチン、第3相試験入り
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は26日、米医薬品会社バイカル社(カリフォルニア州)と共同開発中のサイトメガロウイルスワクチン(開発コード:ASP0113)が、同日約500例を対象とする第3相国際共同臨床試験に入ったと発表した。

バイカル社とアステラス製薬の両社は2011年、移植後のサイトメガロウイルス感染抑制を目的としたバイカル社のワクチン(ASP0113)の全世界における開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を締結した。
アステラス製薬は臨床試験を実施し、バイカル社は開発、薬事および製造に関する支援を行う。

臨床試験は、2つのパートからなり、第1パートでは患者約100例を対象に、主に移植1年後の「生存率」を評価項目とする。第2パートでは患者約400例を登録し、主要評価項目を「生存率を含む複合評価項目」とする。