2013年06月28日
5月の鉱工業生産2.0%増 「緩やかな持ち直しの動き」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が28日発表した、5月の鉱工業生産(速報)指数(2005年=100、季節調整済み)によると。生産は前月比2.0%上昇の97.8、出荷は0.8%プラスの96.6、在庫は0.3%減少の107.1、在庫率2.1%低下の104.9だった。
生産は1月から4カ月連続の上昇となった。

鉱工業生産予測調査によると、6月は前月比▲2.4%の低下、7月は同3.3%の上昇を予測している。
基調判断は「生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」で、前月判断を据え置いた。


業種別に見ると生産用・業務用機械工業・電気機械工業、化学工業(除.医薬品)、プラスチック製品工業などが上昇し、普通乗用車など輸送機械工業や鉄鋼業が低下した。


化学工業(除.医薬品)は、生産が前月比2.4%上昇の96.5、出荷0.5%低下の93.4、在庫0.9%減少の107.7、在庫率は4.8%低下の111.4だった。

プラスチック製品工業は、生産が1.1%上昇の98.4、出荷は0.2%低下の97.0、在庫0.8%低下の105.3、在庫率0.8%低下の105.3だった。