2013年07月03日
宇部興産、IPP発電設備が停止 ボイラー不具合
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:宇部興産

宇部興産は3日、電力卸供給(IPP)事業として中国電力に電力供給している19万5000kWの石炭火力発電設備(山口県宇部市)に不具合が生じ稼動を停止したと発表した。

同設備は3月16日から5月14日まで定期検査のため稼働停止していたが、再開の過程で不具合が発生した。

ボイラーの中にある冷却用チューブが破損したようで、ボイラーの圧力が下がり運転不能となった。
精密点検に7月末まで要する見込み。復旧には今年度いっぱいかかる可能性もあるという。

【停止発電設備の概要】
◇名称 :宇部興産発電所6号機(IPP発電所)
◇出力 :21万6千kW (発電端)、19 万5千kW (送電端)
◇発電方式 : 汽力
◇使用燃料 :石炭 、バイオマス
◇運転開始 :平成 16年3月1日

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1372833091.pdf