2013年07月03日
富士フィルム、テーラーメイド型前立腺がん剤、第3相試験
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは3日、個々の患者に最適なペプチド※1を組み合わせて投与するテーラーメイド型がんペプチドワクチン「ITK-1」の前立腺がん患者を対象とする国内第3相臨床試験を開始したと発表した。8月中には患者投与できる見込み。

同剤は、久留米大学医学部・伊東教授らが開発したがんワクチンで、同大学発のバイオベンチャー「グリーンペプタイド」が第I相臨床試験を実施した後、富士フイルムが導入した。これまでの臨床研究では、去勢抵抗性ドセタキセル治療抵抗性前立腺がんに対して高い効果が確認されている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1372833153.pdf