2013年07月03日 |
日・ベトナム「二国間クレジット」協力に署名 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は2日、ベトナムを訪問中の茂木敏充経済産業大臣とグエン・ミン・クアン同国天然資源環境大臣との間で、二国間クレジット制度に関する二国間文書(低炭素成長パートナーシップに関する協力覚書)に署名が行われたと発表した。 <二国間文書の概要> ・日・ベトナム間の低炭素成長パートナーシップの推進のため、両国は二国間クレジット制度を創設し、本制度を運用するため、合同委員会を設置する。 ・双方は、本制度の下での排出削減又は吸収量を、国際的に表明した日本側の温室効果ガス緩和努力及びベトナム側の国として適切な緩和行動(NAMA)の一部として使用することを相互に認める。 ・本制度の透明性及び環境十全性を確保し、これを他の国際的な気候緩和メカニズムの目的のためには使用しない。 【用語の解説】 ■二国間クレジット制度とは :日本の低炭素技術や製品の移転を通じた相手国での温室効果ガスの排出削減・吸収への貢献を、日本の貢献分として評価する仕組み。外務省、経済産業省、環境省の三省で関心国と二国間協議を進めている。ベトナムとの署名は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブに続き6カ国目。 |