2013年07月11日 |
BASF、ブロー成形可能な高耐熱ポリアミド樹脂上市 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは11日、高耐熱ポリアミド樹脂 Ultramid Endure(ウルトラミッド・エンデュアー)の新グレードとしてブロー成形用グレード(D5 G3 BM)を開発し、製品ラインアップに追加したと発表した。 高い耐熱老化性や優れた成形性、音響特性を有しているのが特長。 耐熱性では従来の射出成形グレードと同様220℃での連続使用が可能で、最高温度240℃まで耐えることができる。PPS樹脂などと比べて溶融温度が低いため、システム費用・コスト削減が実現できる。 自動車業界では音響特性がブランド性として重要な要素となるが、新開発した同グレードは、優れたダンピング性能を有しているため厳しい音響要件を満たすことができる。 ガラス繊維強化グレードの「Ultramid Endure BM」は、実証試験で優れた耐熱老化性能を確認済み。220℃の恒温槽内で3000時間保持した後でも引張破壊応力の低下はわずかだった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1373519131.pdf |