2013年07月12日
田辺三菱製薬、カナダの医薬品会社メディカゴ社を買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は12日、カナダの医薬品会社 メディカゴ社(Medicago Inc.)の全株式を、フィリップ・モーリス・インベストメント社(オランダ)と共同で取得することでメディカゴ社と合意したと発表した。

買収費用として最大179百万カナダドル(約169億円)を見込む。
メディカゴ社の株主総会で承認を得た後、法的手続きを経て買収を完了する。

買収後のメディカゴ社は、フィリップ・モーリス60%対田辺三菱製薬40%の合弁会社として運営する。
1株当たりの買収費用は1.16カナダドル、最大で総額179百万カナダドル(約169億円)となど見込み。

メディカゴ社(本社:カナダ・ケベック市)は1997年の設立。資本金117百万カナダドル。
植物由来ウイルス様粒子(VLP)技術を用いた新規ワクチンの研究開発に特化したバイオ医薬品会社として知られる。

田辺三菱製薬では、メディカゴ社は従来通りVLPワクチンの研究開発、製造に特化し、ケベック及びノースカロライナに持つ既存施設で季節性インフルエンザワクチンやパンデミック(世界的に流行する)インフルエンザワクチンの開発を進めていくとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1373613456.pdf