2013年07月16日 |
積水化成品、水蒸気透過性を大幅低減の複合PSP開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は16日、従来の発泡ポリスチレンシート(PSP)で課題とされる“水蒸気透過性”を大幅低減させた、業界初の「防湿性複合発泡シート」を開発したと発表した。 食品包装用の容器や搬送トレーには高い安全性が求められており、特に食品の劣化防止のためには水蒸気を遮断する防湿性が必要とされてきた。 同社はこれらのニーズに応えるため、今回、PSPに防湿性樹脂を積層した複合発泡シートを開発した。 (1)従来のPSPには大きな課題であった水蒸気透過性を、約80%低減できる。 (2)深絞り熱成形性は従来のPSPと同等の性能を維持。 (3)耐油性・耐薬品性に優れる。 (4)発泡体のため断熱性・緩衝性がある。 (5)印刷フィルムとのラミネート加工も可能。 などの特長を持つ。 今後、食品用カップ容器分野を中心にPSP市場の一層の拡大に努める。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1373951691.pdf |