2013年07月17日 |
DSM、ポリアミド製オイルパン開発、「プジョー」採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:DSM |
DSMジャパンは16日、DSMエンジニアリングプラスチックス社(東京都港区)の製品、「Akulon Ultraflow ポリアミド6」を用いて、自動車部品であるオイルパンの樹脂化に成功したと発表した。同樹脂の持高耐熱性と耐衝撃性を生かして開発した。プジョーの最新車「プジョー 508」に実装される。 研究はフランスの大手自動車部品メーカー、Steep Plastique社と共同で実施した。 この結果、従来の金属製オイルパンと比べて60%の軽量化に成功した。コストも抑えることができた。 金属代替を図るうえで課題だった、耐熱性や衝撃性、強度、耐油性などの条件をすべてクリアした。 プジョーは今後、他の車種にも採用を拡げていく方針という。 |