2013年07月18日 |
住友商事、ベルギーの洋上風力発電事業に参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友商事 |
住友商事は18日、ベルギーの洋上風力発電事業者であるパークウィンド社と、2つの事業会社の株式の一部を取得する契約を締結し、事業参画することに合意したと発表した。 今回出資が決まったのは、2010年から稼働中の「ベルウィンド1」と現在建設中の「ノースウィンド」の2案件。 ベルウィンド1は、ベルギー沖合約46キロ、水深約20~32メートルの北海海域に設置済みで総事業費約850億円、発電容量は165MW。またノースウィンドは、同沖合約37キロ、水深約16~32メートルの北海海域に建設中で、総事業費は約1,200億円、発電容量は216MWとなる見込み。 両施設とも、着床式モノパイル基礎に据え付けた、デンマーク・ベスタス社製発電タービン合計127基を擁し、電力はエレクトラベル社と長期契約(PPA)で売電され、約37万世帯分の電力を供給する。 住友商事はベルウィンド1で39.0%、ノースウィンドで33.3%の株式を取得する。 同社は、ベルウィンド1に隣接する発電容量165MWのベルウィンド2 プロジェクトについても、今後パークウィンド社と共同開発してく方針だ。 |