2013年07月22日
高橋・日化協会長「成長戦略、即実行を」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会
高橋恭平会長

日本化学工業協会の高橋恭平会長(昭和電工会長)は22日、前日の参院選で与党が圧勝し、ねじれ解消が実現したことについて、「成長戦略に明記された、産業競争力強化に向けた取り組み条件が整った」との見解を示した。さらに「産業界も力を発揮し、経済回復を確かなものにしていかなければならない」と、以下の通りコメントした。

■日本化学工業協会・高橋恭平会長(昭和電工会長)コメント(全文)

昨日の参議院選挙の結果、国会のねじれ現象が解消した。
これにより、政府の成長戦略に明記された「日本の産業の競争力強化」に向けた各項目を、即実行に移す条件が整った。

日本経済は、統計上は回復局面に入っているが、産業の基盤を支える化学産業の立場からは「モノの動き」が未だ感じられない。

日本経済の活性化に向けて産業界が要望してきたことの多くは政府の成長戦略に織り込まれているが、安倍政権にはこれらの速やかな遂行、換言すれば言い訳のない「有言実行」を求めたい。

産業界も個々の企業が実力を発揮し、日本経済の回復軌道を確かなものにしていかなければならない。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1374470904.pdf