2013年07月23日
農水省、ダウ社の遺伝子組換え農作物など承認へ
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、ダウ・ケミカル日本など遺伝子組換え農作物の隔離ほ場での栽培や一般使用に関する申請について、近く承認する方針を固めた。

今回申請があったのは、隔離ほ場での栽培についての申請が、ダウ・ケミカル日本のダイズ(新たに付与された形質は、チョウ目害虫抵抗性、除草剤グルホシネート耐性)、ブイ・シー・シー・ジャパンのトウモロコシ(同、除草剤グリホサート耐性)の2件。

また一般使用についての申請は、日本モンサントのセイヨウナタネ(除草剤グリサホート耐性)1件およびダイズ2件、トウモロコシ3件、シンジェンタジャパンのトウモロコシ2件、バイエルクロップサイエンスのワタ1件、ダウ・ケミカル日本のワタ1件の合計10件。

いずれも、同省の生物多様性影響評価総合検討会が申請内容の妥当性を確認したのを受け、承認する方針を固めた。