2013年07月24日 |
タカラバイオ、iPS細胞から肝臓細胞分化へ検出試薬発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは24日、ヒトのiPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞から、肝臓細胞への分化状態検出試薬を、本年8月30日に発売すると発表した。 創薬研究には、ヒト肝臓細胞等を用いた医薬品候補物質の毒性評価が必須だが、現在主に用いられている初代培養肝細胞は、入手方法が限定的で製造方法も安定しないため、再現性のあるデータが得られにくいという問題点があった。 タカラバイオの新製品には、1枚の96穴プレートに幹細胞から肝臓細胞への分化状態を検出するために有用な88種類の遺伝子と8種類の標準遺伝子のプライマーが搭載されている。このためiPS細胞やES細胞等の幹細胞からの肝臓細胞への分化傾向を簡便に検出することが可能となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1374646390.pdf |