2013年07月30日
6月の鉱工業生産3.3%低下 「緩やかな持ち直しの動き」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が30日発表した、6月の鉱工業生産(速報)指数(2010年=100、季節調整済み)によると。生産は前月比3.3%低下の94.5、出荷は3.4%低下の93.5、在庫は0.0%と変わらず107.1だった。また在庫率は5.8%低下の110.9となった。
1月から続いていた生産上昇は5カ月ぶりにストップした。

鉱工業生産予測調査によると、7月は前月比6.5%の上昇、8月は同0.9%の低下だった。
基調判断は「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」と前月の判断を据え置いた。

業種別に見ると生産が上昇したのは15業種中情報通信機械工業のみで、金属製品工業は変わらず、輸送機械、電気機械、化学工業、プラスチック製品工業、繊維工業など13業種が前月比マイナスだった。