2000年11月28日 |
PPフィルム、1~10月出荷は前年比3.6%増 |
OPPは20万トン弱、CPPは12万トン弱に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同連合会加盟のOPP(延伸フィルム)ならびにCPP(無延伸フィルム)メーカー合計14社の今年1月から10月までの総出荷量は31万6,851トンとなった。前年同期の実績を3.6%上回っている。 うちOPPは19万9,762トン(前年同期比102.4%)、CPPは11万7,089トン(同105.7%)となっている。 両品種とも、主力の食品包装用の需要が堅調なのが大きな支えと言える。OPPの食品用の出荷の累計は13万5,486トンで前年同期比104.8%、CPPの食品用は9万8,435トンで同102.4%と安定した伸びを遂げている。また、CPPの場合はその他分野用が同119.9%の1万4,323トンと大きく伸びていることも注目される。 このペースでいけば、両品種とも年計が前年の実績を上回るのは確実と言える。ちなみに、過去3年の年間伸長率は、OPPが97年103.4%、98年100.9%、99年104.2%、CPPが97年104.9%、98年102.4%、99年106.1%--と推移してきている。 |