2013年08月05日 | ||
大賑わいの「夏休み子ども化学実験ショー」 | ||
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:「夢・化学-21」委員会 |
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「夢・化学-21」委員会(日化協など4団体で構成)は、8月3-4日の両日、東京・千代田区の科学技術館で「夏休み子ども化学実験ショー2013」を開催した。2日間で大人も合わせて約8000人がつめかけ、大賑わいだった。 夏休み中の小学生たちに「化学のフシギ」を体験してもらい、少しでも“化学の好きな子”になってもらおうと毎年企画しているもので今年は19回目。 3日には日化協の高橋恭平会長(昭和電工会長)、日本化学会の玉尾晧平会長も会場に顔を見せた。 高橋会長は各ブースを回りながら「大勢来ているね」と、楽しそうだった。 主要化学メーカー・団体による「実験体験」コーナーは、子どもたちにとっても学校の夏休みの宿題・自由研究にそのまま利用できる。今回は17テーマの化学実験と4つの特別プログラムを準備したが、各ブースとも親子ずれの参加者であふれた。 初参加は東工大の学生サークル(サイエンス・テクノ)。「ぶくぶく入浴剤をつくろう」がテーマでクエン酸や重曹など4種類の白い粉を用意し、子どもたちに「どの粉と粉混ぜたら泡ができるか」と実験で試させた。子どもたちは自分でチャレンジしてつくった入浴剤を、嬉しそうに持ち帰った。 「夏休み化学実験ショー」は子どもから大人まで気軽に“化学の魅力”に触れて楽しむことができるイベントとして、東京都民や周辺住民の間に定着してきた。「これからも“未来の科学者”が一人でも多く出るよう知恵を絞ります」と主催者たちは話している。
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