2013年08月06日 |
宇部興産・最終損失27億円、ラクタム低迷響く |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産が6日発表した2013年4-6月期連結決算は、増収減益で最終損益は26億円の赤字だった。 売上高は1534億円で1.4%増収と堅調だったが営業利益は79%減、経常利益は99%減と大きく落ち込んだ。 ナイロン原料カプロラクタムが中国での相次ぐ新増設により市況低迷を招いたほか、タイ工場では設備トラブルから出荷が減少した。ポリブタジエンも製品市況の下落により採算が悪化した。 機械・金属成形セグメントは自動車産業向け成形機の市場への浸透が進み、新興国・北米向けを中心に出荷が好調だった。 通期予想は今後の予測が困難なため前回予想(5月10日)を据え置く。 【宇部興産・第1四半期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比% ◇売上高 153,442(1.4) ◇営業利益 1,271(△79.1) ◇経常利益 59(△99.1) ◇当期純利益 △271(ー) ◇1株当たり純利益 △0.27円(2.33円) <2014年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 675,000(7.8) ◇営業利益 34,000(13.5) ◇経常利益 28,500(1.6) ◇当期純利益 14,500(75.4) ◇1株当たり純利益 13.92円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1375776196.pdf |