2013年08月06日
田辺三菱、中国・天津に新製剤棟を建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は6日、中国子会社である天津田辺製薬有限公司(本社・天津市)が新製剤棟を建設すると発表した。
新製剤棟は、天津市経済技術開発区に立地する同社に建設するもので、地上2階建て(建築面積約5800平方メートル、延床面積約7200平方メートル)を建設する。
8月に着工し、2015年3月に完成、2016年1月から稼働開始の予定。総工費は約19億円。

中国の医薬品市場は近年、急速に拡大し、世界第3位の市場規模に成長している。今後も高い成長が見込まれる中国市場で、医薬品の需要拡大に対応するため、生産能力の増強と新GMPへの対応を目的に、新たな製剤棟を建設することにした。

同社はすでに、天津田辺製薬有限公司と三菱製薬(広州)有限公司が医薬品製造販売を、三菱製薬研発(北京)有限公司が医薬品開発を、広東田辺医薬有限公司が医薬品販売を行っているが、今回の新製剤棟建設を契機に更なる事業拡大を目指す。