2013年08月07日 |
昭和電工、柑橘類由来スキンケア化粧品原料を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は7日、柑橘類由来のヘスペリジン誘導体「メチルヘスペリジン」に優れた抗糖化作用があることを初めて見出し、アンチエイジング用途の化粧品原料としてサンプル出荷を開始したと発表した。 メチルヘスペリジンは、柑橘類の果皮や果汁、種子に含まれるフラボノイドの一種で「ビタミンP」とも呼ばれている。ビタミンCと協調してビタミンCの効果を持続する、毛細血管を強化し血行を促進するなどの作用が知られている。 昭和電工は今回、メチルヘスペリジンの新たな効果として、抗糖化作用を見出した。 糖化は、酸化とともに老化原因の一つとされ、紫外線などの影響で皮膚のタンパク質が糖化すると、真皮コラーゲンが硬化して肌のハリの低下を招きやすい。皮膚が黄色化し、透明感が失われるなどの報告もある。 この糖化を抑制することで、老化に伴う肌のたるみや黄ぐすみに対する効果が期待されている。 医薬品原薬メーカーの浜理薬品工業(本社:大阪市、高美時郎社長)が食品添加物として製造したものを昭電が引き取り、化粧品原料として商品化したうえ独占販売する。 製品ページ http://www.sdk.co.jp/products/43/58/13588.html ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1375849146.pdf |