2013年08月09日 |
田辺三菱、米ヤンセン社から1億1700万米ドル受領 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は、国内販売を行っている抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)に関して、米国ヤンセン・バイオテク社(旧セントコア・オーソ・バイオテク社)に対し、開発販売契約に基づく供給価格の改定を求めて、2009年1月に国際商業会議所(ICC)に対して仲裁申立てを行っていたが、供給価格を低減すべきだとの仲裁裁定が下されたと発表した。 この仲裁裁定に基づき、田辺三菱は、過年度分(2008年4月-2013年3月)の供給価格の精算金額として約1億1700万米ドルを受領した。 「レミケード」は、ヤンセン社が創製した関節リウマチ等の治療薬で、田辺三菱は1993年に日本及びアジアの一部における開発・販売に関する契約を締結し、2002年にクローン病治療薬として日本での販売を開始した。 なお、田辺三菱では連結業績見通しへの影響について、確認でき次第公表するとしている。 |