2013年08月21日 |
ポリスチレンも生産・出荷回復 7月実績 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は21日、7月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。 PSの生産は5万6002トン、前年同月比1%増で2カ月連続のプラスとなった。国内出荷は5万4687トン、同11%増で2カ月連続して5万トン台をキープした。とくに5万4000トン台は昨年11月以来8カ月ぶりとなる。 国内出荷のうち、主力の包装用は同5%増とやや持ち直した。これは、OPSが前年割れだったものの、HIシート、射出成型が好調を維持したため。フォームスチレン(FS)用は同30%増と引き続き好調。PSP、ボードともに増加したが、とくにボードは前年同月比大幅増を継続している。 輸出は1266トン、同20%減で9カ月ぶりの前年割れとなった。この結果、出荷計は5万5953トン、同10%増で2カ月連続のプラスとなった。月末在庫は、6万7889トンで在庫水準が1.2カ月分で前月よりも0.1カ月分減少し、低水準となった。 一方、SMの生産は21万9778トン、同2%増で3月以降21万-22万トンと好調に推移している。内需は12万5750トン、同6%増、輸出が10万3693トン、同5%増、出荷計が22万9443トン、同6%増と比較的好調に推移している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377052826.pdf |