2013年08月22日 |
BASF、日揮へ苫小牧CCS向けガス精製技術ライセンス |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF、日揮 |
BASFは22日、日揮との間でBASFの持つガス精製技術 OASEのライセンス契約を締結したと発表した。 日揮は、日本CCS調査会社(本社:東京都千代田区)からわが国初となる「CO2の分離・回収・圧縮設備」建設工事を受注しており、これにBASF技術を活用する。 CCSとは、Carbon dioxde Capture and Storageの略で、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留の意味。 日本CCS調査会社は2012年4月、わが国の電力会社や石油元売りなど24社(現在37社)の共同出資によって設立。 工場や発電所などから発生するCO2を大気放散する前に回収し地中貯留に適した地層まで運び、長期安定的に貯留する技術を開発するのが目的。NEDOの受託事業としてスタートした。 日揮は2012年11月、日本CCS調査会社から同プロジェクトを受注した。 出光興産北海道製油所(苫小牧市)隣接地に年間20万トンのCO2分離・回収・圧縮設備および地中への輸送に関する設備の設計、機材調達、建設、運転などの業務を実施する。完成は2016年1月末の予定 関連ファイル http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2012/release/20121129.html ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377145360.pdf |