2013年08月22日
中外製薬、免疫抑制剤「セルセプト カプセル」追加申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は22日、「腎移植後の難治性拒絶反応の治療」、「腎移植、心移植、肝移植、肺移植、膵移植における拒絶反応の抑制」を効能・効果として販売を行っている免疫抑制剤「セルセプト カプセル250」(ミコフェノール酸モフェチルカプセル)について、「セルセプト懸濁用散32%」の剤形追加に関する製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。

同社は、「セルセプト カプセル」について「腎移植における拒絶反応」に対する小児用法・用量の承認を取得していることや、海外ではカプセル剤に加えて懸濁用散剤が販売されていることから、今後の移植医療の二―ズなども勘案し、ミコフェノール酸モフェチル製剤を選択できるようにするため、懸濁用散剤の製造販売承認申請を実施することにした。