2013年08月23日
三菱ガス化など3社、標津町で地熱試錐井掘削開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学、三菱マテリアル

三菱ガス化学は23日、石油資源開発、三菱マテリアルと3社で、北海道標津郡標津町 武佐岳(むさだけ)地域で地熱発電調査のため構造試錐井「武佐岳SMMG-1D 号井」の掘削作業を開始したと発表した。

関連ファイル http://www.japex.co.jp/newsrelease/pdf/20130121_chinetsu_j.pdf

今年度から3年をめどに3坑の構造試錐井を掘削し、同地域の高温域の拡がり状況などを探査する。有望性が確認できればさらに調査を進める。15,000kW 程度の発電事業化について可能性を追求していく方針。

オペレーターは石油資源開発。3社の保有権益は石油資源開発50%、三菱マテリアル33%、三菱ガス化学17%。

【構造試錐井「武佐岳SMMG-1D 号井」の概要】
(1)掘削位置 :北海道標津郡標津町 根釧東部森林管理署 国有林内
(2)掘削作業期間 :平成25 年8 月23 日~11 月上旬予定
(3)掘削深度 :2,300m(傾斜井)

<共同調査の概要>
(1)共同事業者 :石油資源開発(50%、オペレーター)三菱マテリアル(33%)、三菱ガス化学(17%)
(2)共同調査期間 :平成25 年5 月~平成28 年3 月予定
(3)調査内容 :構造試錐井3 坑の掘削、技術検討、環境調査他


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377238671.pdf