2013年08月23日
クラレの「ジェネスタ」、高分子学会賞受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレ

クラレは23日、耐熱性ポリアミド9T樹脂「ジェネスタ」の開発と工業化がLED光源や自動車分野などの先端製品の普及に貢献したとして評価され、高分子学会から「平成24年度高分子学会賞(技術部門)」を受賞したと発表した。

「ジェネスタ」は同社が1999年、世界で初めて工業化した、ノナンジアミン(炭素数9 を主原料にした耐熱性ポリアミド樹脂で、耐熱性、耐光性、耐薬品性、摺動性、低吸水性、寸法安定性などに優れている特長を持つ。

このため用途も電気・電子機器から、液晶テレビ、LEDバックライト、自動車分野では燃料配管などと幅が広い。生産規模も順調に拡大し現在は鹿島(茨城県)に年産9,000トン、西条(愛媛県)に同4,000トン、計13,000トンとなっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377238399.pdf