2013年08月23日
クラレプラ、軽量・ソフトな「防煙垂れ壁」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレプラスチックス
新開発した「膜天井」

クラレプラスチックスは23日、軽量・ソフトな不燃シート「タフテック」(商品名)シリーズに、地震や火災に強い建築部材として「防煙垂れ壁」用、「膜天井」用を開発し、販売開始したと発表した。

ガラス繊維織物を塩ビフィルムで挟み込んだ複合シートで、国土交通省の不燃材料認定を取得済みで以下のような特徴を持つ。
(1)既存のフレームタイプ防煙垂れ壁(ガラス)と比べて、重さは約20 分の1。
(2)防煙垂れ壁(ガラス)、つり天井(石膏ボード)の代替となる強度、不燃性を有する。
(3)さまざまな形状への加工が可能で、意匠性の高い建造物にも対応。
(4)表面がマット仕上げのため照明の光を拡散し、明るい空間を作り出すので省エネ対策にも好適。
(5)地震による建物の変形にも強く、ガラスのように割れる心配がない(防煙垂れ壁用)
(6)天井裏からの落下物を受け止めるマットの役割を果たす。(膜天井用)

初年度1 億円、3年後には5億円の販売を見込む。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377238438.pdf