2013年08月26日
7月の可塑剤出荷 需要回復の兆し
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会によると、7月のフタル酸系可塑剤の出荷量は前年同月比11%増の1万8,360トンで、2012年11月以来の1万8,000トン台以上を回復した。生産も今年3月以来の1万8000トン台(102%)となった。

業界筋によると「樹脂先では特に電線向けが伸びてきた感じだ。8月は例年需要が落ち込んでいるし今年はどうか、まだ分からない。本格回復といえるのか、7月の数字だけでは何ともいえない」と、ようやく見えてきた明るさにも慎重な口ぶりだった。

6月及び上期(1-6月)実績は次の通り。単位:百万円 ( )前年比%

<生産>
(フタル酸系)
◇合計    18,895 (102)
・DOP     13,029(112)
・DBP       136(200)
・DIDP       0(ー)
・DINP     4,702(79)
・その他     1028(112)
(アジピン酸系)
◇生産計    935(64)

<出荷>
(フタル酸系)
◇合計    18,360 (111)
・DOP     11,550(115)
・DBP       149(151)
・DIDP      252(90)
・DINP     5,647(101)
・その他     762(165)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,286(97)


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377236356.xls