2013年08月26日
NEDO、ウズベキスタンで高効率ガスタービン実証開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は26日、ウズベキスタンの首都タシケントにあるウズベクエネルゴ社タシケント熱電併給所内に高効率ガスタービンコジェネレーション設備が完成し、実証運転を開始したと発表した。

この設備は、高効率ガスタービン(電気出力2万7000kW)と排熱回収ボイラーで構成。
同国内のほぼ全発電量を占めるウズベクエネルゴ社のエネルギーインフラを通じて高効率に電力、熱が供給されることで、稼働する天然ガス火力発電所等での炊き減らしが可能になるため、10%程度の省エネと年間4万1000トンのCO2削減が見込まれている。

同事業は、NEDOの委託を受けた東北電力が担当する。
NEDOでは、引き続きガスタービンコジェネレーション技術の普及を目指す。