2013年08月27日
武田薬品、アルツハイマー病のバイオマーカーで臨床第3相を開始
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品と米国ジンファンデル社は27日、アルツハイマー病の発症リスクの予見制度を高める、AD-4833(一般名:ピオグリタゾン)/TOMM40について、臨床第3相試験を開始したと発表した。

臨床試験では、認知機能が正常な高齢者を対象に、アルツハイマー病に起因する経度認知機能障害の5年以内の発
症リスクを予見するバイオマーカーを用いた評価手法の検証を行うとともに、同評価手法により発症リスクが高いと診断された高齢者に対する低用量AD-4833の投与による同疾患の発症遅延効果を評価する。