2013年08月29日
三菱レイヨン・意識調査「ペットボトル備蓄なし54%」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:三菱レイヨン

三菱レイヨンは29日、グループ企業の三菱レイヨン・クリンスイ(本社・東京都中央区、島田勝彦社長)が実施した「防災備蓄に関わる意識・実態調査」結果を発表した。調査は全国1030人(20-69歳)を対象に行なった。

その結果、住居内に防災備蓄用ペットボトル水を保存していない家庭は54.2%と昨年調査よりも10ポイント上昇し、大震災直後に比べて時間の経過とともに防災意識が薄れる傾向を示した。
また、防災備蓄用ペットボトルの地域別調査では、関東エリアで過半数の54.8%が保存している半面、九州エリアでは28.9%で3割に満たないという結果が出た。関東に次いで、中部46.2%、北海道・東北44.6%、近畿41.1%、中国・四国41.0%の順となったが地域差が浮き彫りになった。

防災用備蓄品調査では、飲み水以外の備蓄率は67.1%で約7割だった。懐中電灯78.8%、食料品58.1%、携帯ラジオ51.1%などとなっている。