2013年08月30日 | |
旭化成ケミ、中国でポリカーボネートジオール生産 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
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旭化成ケミカルズは、ポリカーボネートジオール(PCD)「デュラノール」の需要が高機能ウレタン樹脂原料向けに好調なため、中国江蘇省南通市のポリイソシアネート事業子会社(旭化成精細化工)敷地内にアジア市場向けの生産拠点を新設すると発表した。 新設備の生産能力は年産3,000トンで、2014年春着工し、15年初商業運転開始の予定。投資額は非公開。 水島製造所(岡山県)の現有年産3,000トン設備と合わせて、年産能力6,000トンとなる。 同社は独自技術で高機能タイプのPCDを開発。従来タイプにない相溶性と柔軟性を持ち、アジア市場では自動車用合皮、塗料、UVウレ タン樹脂製品などの分野でトップシェアを有する。今後も中国を中心に、高い成長が続くと予想されるところから、今回の工場建設計画となった。 <旭化成精細化工(南通)有限公司の概要> (1)会社名: 旭化成精細化工(南通)有限公司(Asahi Kasei Performance Chemicals Corp.) (2)所在地: 中華人民共和国 江蘇省南通市 経済技術開発区内 (3)董事長: 鈴木 淳 (4)資本金: 35.5億円 (5)事業概要: HDI系ポリイソシアネート「デュラネート」の製造・販売 (6)出資比率: 旭化成ケミカルズ62%・旭化成(中国)投資有限公司38% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377828115.pdf |