2013年09月04日 |
大洋塩ビ、千葉工場 S&Bで能力増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:大洋塩ビ、電気化学工業、東ソー、三井化学 |
大洋塩ビ(本社:東京都港区芝、有馬雄造社長)は4日、千葉工場の生産設備をスクラップ・アンド・ビルドにより約1万トン増強し、年産10万トン能力にすると発表した。完成は2014年10月の見込み。 同社は1996年、東ソー、三井化学、電気化学工業3社共同出資の塩ビ会社として設立されたが、収益改善を図るためいったん解散し2000年4月に製造・販売・研究部門を完全一体化して再発足した。現在、資本金は60億円、出資比率は東ソー68%、三井化学16%、電気化学16%。 工場はいずれも自社工場で、四日市に年産31万トン、大阪に同15万8000トン、今回の千葉の10万トンと合わせて年産56万8000トン能力となる。ユーティリティーは各親会社が受け持つが、原料の塩ビモノマーはコスト的に有利な東ソー南陽事業所から供給している。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1378267039.pdf |