2013年09月05日 | |
三井化学、インドでバイオポリオール合弁事業化 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
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三井化学と伊藤製油(本社:三重県四日市市、秋田政継社長)は5日、世界最大のひまし油メーカーであるインドのジャイアント・アグロ・オーガニック社(Jayant Agro-Organics=JAO)と合弁で、非可食植物であるひまし油を主原料とした「バイオポリオール」を事業化するため、合弁会社を設立すると発表した。 今年9月中にインド・グジャラート州に合弁会社「バイタル・キャスター・ポリオール」を設立。 三井化学技術により年産8000トン規模の「バイオポリオール」設備を建設する。投資額は約9億円の見込み。 今年11月に着工し、2014年11月完成、15年初から営業運転開始の予定。 合弁会社の資本金は約6億円で、出資比率はJAO50%、三井化学40%、伊藤製油10%。 三井化学はこれまで中期経営計画の中で、ひまし油由来の「バイオポリウレタン」を“育成領域”の1つに掲げ研究開発に力を入れてきた。この技術に見通しを得たため、今後はコア事業への拡大をめざす 伊藤製油はひまし油専業会社として、誘導品の開発・生産に豊富な実績を持つ。 原料から製品まで3社の提携により、コスト競争力に優れたバイオポリオールの供給体制を構築していく方針だ。 <合弁会社の概要> (1)会社名称 バイタル・キャスター・ポリオール有限会社(Vithal Castor Polyols Pvt. Ltd.) (2)事業内容 バイオポリオールの製造 (3)所在地 インド グジャラート州 (4)出資比率(議決権ベース) JAO 50%、三井化学 40%、伊藤製油 10% (5)生産能力 バイオポリオール8,000 トン/年 (6)スケジュール(予定) 会社設立2013年9月 営業運転開始2015年1月 【写真】調印式で握手する、左から石丸裕康三井化学執行役員ウレタン事業本部長、アブハリ V .ウダシJAO会長、秋田政継伊藤製油社長の3氏。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1378362548.pdf (英文) New Joint Venture in India for Bio-Polyol http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1378362548.pdf |