2013年09月17日 |
電気化学、酢ビモノマー事業から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は17日、千葉工場で製造している酢酸ビニルモノマー(年産6万トン)事業からの撤退を決めたと発表した。2014年4月末限りで製造を終了する。6月末には販売も終える予定である。 酢酸ビニルの需要は住宅着工件数の長期低迷や、接着剤分野の需要家の海外生産移転などによって内需縮小が続き、供給過剰の状態にあった。 ポバール・EVA・サクノールなどのアセチレン系誘導品は、需要も堅調なところからこれまで通り青海工場で生産を継続する。原料は外部購入に切り替える。 電化の撤退により、わが国の酢酸ビニルメーカーは、現在の4社体制から日本合成化学、昭和電工、日本酢ビ・ポバールの3社体制となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1379399192.pdf |