2013年09月17日
電気化学、千葉工場にLiB用アセチレンブラック設備新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業

電気化学工業は17日、千葉工場にリチウムイオン二次電池(LiB)用超高純度アセチレンブラック「デンカブラック」(商品名)の製造プラント建設を決め、このほど着工したと発表した。
投資額30億円余をかけて年産5500~6000トンの製造設備を建設する。2015年4月から操業開始の予定。

「デンカブラック」は現在、LiB用正極導電剤として大牟田工場(福岡県)とシンガポールで生産しており千葉工場は3拠点目となる。原料アセチレンは隣接する丸善石油化学から供給を受ける。

千葉工場では酢酸ビニルモノマー事業から撤退するが、「新たな成長ドライバー」への経営資源集中により、企業体質の強化を図る。

同計画の実施に当たっては、経済産業省の「国内立地推進事業費補助金」交付を受けることが決まっている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1379399192.pdf