2013年09月18日
森VEC会長、「東京オリンピックに期待大きい」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)の森俊三会長(信越化学工業社長)は18日の定例会長会見で、「オリンピックの東京開催決定は、インフラ整備が旺盛になると考えられ(需要喚起につながると)業界としても期待している」と強調した。もっとも、「実需の立ち上がりは3-4年先になるが」としながらも、「いいムードになっていく」と期待感を強めている。

最近の塩ビ樹脂需要については、「輸出は円安を背景に春から堅調で、とくに4-8月合計は前年同期比46%増と好調を持続している」と指摘、国内需要については「住宅着工の上方修正もあり、回復の傾向にある」との認識を示した。