2013年09月24日
帝人グループ、ドイツ・プラ協会からAVK賞を受賞
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は24日、グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックス(本社・東京都千代田区、鈴木純社長)の欧州事業会社であるトーホウ・テナックス・ヨーロッパが新たに開発した高効率の熱硬化性CFRP生産技術により、ドイツの強化プラスチック工業協会が主催する「AVK イノベーション アワード2013」を受賞したと発表した。

同賞は、ドイツの複合材料業界の発展のため、1995年から同協会が革新的な製品や製造技術に対して授与しているものである。

今回受賞した熱硬化性CFRP生産技術は、東邦テナックスが開発した炭素繊維に熱硬化性樹脂を付着させた繊維(バインダー繊維)を活用することにより、CFRPの製造工程における炭素繊維の端材の発生を極小化することができるプリフォームの自動製造プロセスである。