2013年09月25日
千代田、タイ工業省に診断結果、30%の省エネ可能
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は25日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託事業として進めてきた、タイ工業省向け省エネ診断事業をこのほど終え、診断結果と省エネルギー方策を提案を報告したと発表した。

同事業は、日本の複数のコンビナートで実証してきた独自のエネルギー利用解析技術(エリアワイドピンチテクノロジー)を活用して、エネルギー需要の増大が続くタイ東部のマプタプット工業団地内の複数工場を対象に、省エネ診断、エネルギー利用解析を行うもので、工場間の枠を超えた大幅な省エネ方策を提案する目的だった。

実施にあたっては、タイ工業省傘下のIEAT(タイ工業団地公社)の協力を得た。
この結果、同地区の総エネルギー消費量の約30%が削減可能なことが確認できた。
さらに、工場間連携省エネプロジェクトを多数創成し、対象となる工場への提案を行なった。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1380084439.pdf