2013年09月27日 |
中小企業景況調査、製造業のDIマイナス幅縮小 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:中小企業庁 |
経産省・中小企業庁は27日、「中小企業の景況は、持ち直し基調の中にも一部業種には一服感が見られる」とする第133回「中小企業景況調査」(2013年7-9月期)を発表した。 調査は製造業4,637社、建設業2,431社、小売業4704社、サービス業5,994社など、全国の中小企業18,966社を対象(有効回答率:96.9%)に実施した。 2013年7-9月期の業績や業況判断(DI)、同10-12月期の見通し(DI)について聴き取りを行った。 その結果、7ー9月期の全産業の業況判断DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた数値)は前期の▲17.7から▲18.7となり、マイナス幅が1.0ポイント拡大した。 製造業の業況判断DIは前期の▲17.0から▲15.1とマイナス幅が1.9ポイント縮小した。 業種別に見ると、化学、繊維工業、機械器具、印刷など10業種でマイナス幅が縮小し、パルプ・紙・紙加工品、輸送用機械器具、食料品、鉄鋼・非鉄金属の4業種でマイナス幅が拡大した。 化学の業況判断DIは▲0.1で、前期差9.0ポイント増となり、製造業のうちでも最も大きくマイナス幅が縮小した。 関連ファイル : 第133回中小企業景況調査 http://www.meti.go.jp/press/2013/09/20130927002/20130927002.pdf |