2013年10月01日 |
ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤 15日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:ジェイ・プラス |
ジェイ・プラス(本社:東京都千代田区、北坂昌二社長)は1日、フタル酸系可塑剤の値上げを発表した。 国産ナフサ基準価格は不安定な中東情勢を受けて第4四半期には69,000円/kl水準で推移すると予測されている。 フタル酸価格も高騰、ユーティリティなどの諸経費も上昇している。安定供給を果たすためには価格改定を実施せざるを得ないと判断した。10月15日以降の納入分から実施する。 <対象品目と値上げ幅> (1キログラム当たり) ・DOP :18円以上 ・DINP :18円以上 ・DIDP :18円以上 ・DUP :30円以上 株式会社 ジェイ・プラスは2000年、協和発酵工業(現・KHネオケム)と三菱化学両社(50対50)の可塑剤事業を統合して発足。資本金は4.8億円で、国内3カ所に生産拠点を持つわが国最大の総合可塑剤メーカー。 生産能力は260千トン/年。内訳は川崎工場100千トン、千葉工場80千トン、四日市工場80千トンとなっている。 |