2013年10月01日
積水化学など、次世代リチウムイオン電池を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業、産業技術総合研究所

次世代リチウムイオン電池を開発したと発表した。

今回開発した次世代リチウムイオン電池は、現在実用化されているマンガンスピネル系正極を使ったリチウムイオン電池の約1.7倍となるエネルギー密度271ワット時/kgを実現した。

このリチウムイオン電池技術は、リチウムイオン電池の低コスト化、環境対応自動車のさらなる航続距離延伸、定置用蓄電システムの小型軽量化等に貢献するものである。

日本電気、田中化学研究所、積水化学は引き続き同リチウムイオン電池の信頼性、安全性などの課題解決につとめ、2020年頃の実用化を目指して研究開発に取り組む方針である。