2013年10月03日
エーザイ、抗てんかん剤の小児適応でECの承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは3日、英国子会社のエーザイ・リミテッドが提出していた抗てんかん剤「Zonegran」(一般名:ゾニサミド)の小児適応について、欧州委員会(EC)の承認を取得したと発表した。

今回の承認により、同剤の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する適応対象が、従来の18歳以上の成人てんかん患者から6歳以上の小児患者まで拡大した。

同剤は、大日本製薬(現大日本住友製薬)が創製。欧州ではエーザイが開発し、2005年3月に成人部分てんかんの併用療法として承認取得した。また、2012年6月には、新規に診断された同適応症に対する単剤療法としての適応を取得しており、エーザイの欧州子会社が販売している。