2013年10月04日
東レ、感光性導電ペースト設備の6倍増強を実施
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは、タッチパネル配線用の感光性導電ペースト「レイブリッド」の生産設備6倍増強を実施したと発表した。
滋賀工場(滋賀県大津市)の設備増強によって年間生産能力を120トンに拡大しこのほど生産を開始した。
同社は、今後ますます拡大するスマートフォン、タブレット端末市場に向けて提案を強化し、2013年度の売上高は前年度比10倍を目指す。
タッチパネルの世界需要は、スマートフォンやタブレット端末の市場拡大に伴い、2017年には年間出荷台数が20億枚に達すると見込まれている。
同社は、「レイブリッド」を2009年から発売、2012年度から本格生産を開始し、アジア各国のタッチパネルメーカーに供給している。