2013年10月07日
協和キリン、くる病「抗体増殖因子」第1相結果を米で発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは7日、開発中の抗線維芽細胞増殖因子23(FGF23)完全ヒト抗体KRN23の成人X染色体遺伝性低リン血症性くる病(XLH)を対象とした第1相単回投与試験の結果を、米国骨代謝学会で公表したと発表した

それによると、KRN23は静脈内投与及び皮下投与のいずれでも、高用量群において血清リン濃度を有意に上昇させた。
血清リン濃度は、静脈内投与では投与0.5-4日後に、皮下投与では投与8-15日後に最も高くなり、その上昇は用量依存的に長く維持され、皮下投与では静脈内投与より長く、29日以上持続した。また、安全性及び忍容性が確認された。