2013年10月07日

横浜ゴム、インドネシア・バタム島に海洋商品の新工場

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムは7日、インドネシア・バタム島に海洋商品（空気式防舷材、マリンホース）の新工場を建設すると発表した。約30億円を投じ、材料混合、成型、加硫までを行う工場を建設する。2015年6月から生産開始の予定。 海洋商品の生産は日本に次いで2工場目となる。 生産規模は現有能力の約1.5倍に拡大する。 海洋商品は主に原油などの海上輸送に使用されている。市場は世界的な石油需要の増加に伴い順調に伸びている。 横浜ゴムは世界トップクラスの海洋商品メーカーで、空気式防舷材は世界シェア第1位、マリンホースは同第2位を占める。バタム島はアジア最大のハブ港であるシンガポールから20キロと近く、国際物流面での利便性に優れることから同地での立地を決めた。 新工場はバタム島東部のカビル工業団地に建設する。 今年度中に製造会社として「横浜工業品製造インドネシア」（資本金10億円）を設立し着工する。 新工場は約5万平方メートルの土地使用権を取得済みだが、将来、隣接地の拡張も計画する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1381131391.pdf