2013年10月16日 |
電化、中国・蘇州で食品包材事業展開へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は16日、中国で電子包材向けの高機能シート・フィルムを製造販売している子会社、電化精細材料(蘇州) 有限公司(本社:江蘇省蘇州市、門屋雄一総経理=略称・DAS)が新たに食品包装用シート事業に乗り出すと発表した。 総額10数億円を投じて第1期年産2000トン、最終同6000トン能力のシート製造工場を建設する。 DASは2006年の設立。これまでは電子包材用スリティング事業(幅広のシートをひも状に細断する)で安定操業を続けてきた。だが中国ではこのところ食品の安全性や健康への関心から、高機能包材に対するニーズが高まってきたため、対応することにした。 日本での長年の経験を活かし、酸素バリア性や水素バリア性に優れた高機能多層シートを現地生産する。 第1期計画として2014年12月をめどに押出機、巻取機など一連の設備を整え、年産能力2000トン体制でスタートする。その後は市場動向を見て順次増強するが、早期に6000トン規模まで拡大したい意向だ。 ◇総投資額 : 10数億円 ◇生産能力 : 6,000トン/年 ◇販売目標 : 30億円 /年 ◇第1期工事分:2,000トン/年 ◇第1期 稼動開始時期: 平成 26年12月(予定) ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1381904266.pdf |