2013年10月16日
9月のPVC、生産・出荷ともに堅調
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)は16日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の9月生産出荷実績を発表した。

PVCの生産は、12万2988トン、前年同月比2%減と前年割れだが、これは昨年9月の水準が極めて高かったためで、今年9月の水準は3月に次いで2番目の生産規模であり、実質的に堅調で推移したといえる。

国内出荷は、9万4579トン、同5.8%増で5カ月連続の前年比プラスとなった、このうち主力のパイプなど硬質用が今年最大規模の5万5583トン、同7.4%増で5カ月連続のプラス、軟質用が2万1384トン、同0.2%減で2カ月連続の前年割れ、電線・その他用が1万7612トン、同8.6%増で16カ月連続のプラスとなった。

輸出は2万8842トン、同0.4%増で9カ月連続のプラスとなり、出荷総計では12万3421トン、同4.5%増で10カ月連続のプラスとなった。

一方、VCMの生産は17万5811トン、同1.7%増で2カ月ぶりにプラスとなった。国内出荷は13万1683トン、同2.5%減で2カ月ぶりの前年割れ、輸出が3万5421トン、同3.0%増で2カ月ぶりにプラスとなり、出荷総計では16万7174トン、同1.4%減で昨年11月以来10カ月ぶりの前年割れとなった。

ニュースリリース参照

塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1381904355.xls

塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1381904355.xls