2013年10月22日
旭硝子、自動車窓ガラスで米国皮膚がん財団の認証取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子(AGC)は22日、紫外線(UV)を約99%カットする自動車用強化ガラス「UVベールPremium 」と、自動車用合わせガラス「ラミセーフ」の2製品が米国皮膚がん財団から“UVカットガラス基準”を満たしているとして認証取得したと発表した。

同財団は、皮膚がんに関する教育や予防、早期発見、治療に積極的に取り組んでおり、自動車・住宅用ガラスや日焼け止め、サングラス、日よけ・傘、衣類、洗濯用製品などに認証ラベルの表示を認めてきた。

旭硝子が今回認証取得した2製品は、紫外線をガラス単体で約99%カットする性能が同財団の定める基準を満たしていると認められた。皮膚がん患者が毎年200万人以上と多い米国では自動車内に入り込む紫外線対策はとくに重要となる。

同社では、「日焼け防止に効果があると認証されたことで、今後はUVカットガラス製品のグローバル市場展開をさらに加速させていきたい」(広報・IR室)と言っている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1382417314.pdf