2013年10月23日
環境省、11月からプラ製品の店頭回収・リサイクル実証事業
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

環境省では、プラスチック製品の店頭回収によるリサイクルの実証事業「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」を回収企業等46社の協力を得て、11月15日から来年3月15まで4カ月間全国で実施する。今回が3回目となる。

生活用品などのプラスチック製品は、性状としては容器包装リサイクル法のプラスチック製容器と同様にリサイクルに向く素材が多く含まれているが、容リ法の対象外のため多くの自治体では分別収集が行われず、焼却・埋立てされている。

同省では、こうしたプラスチック製品についても、できる限りリサイクルしていくことが望ましいと判断し、平成23年度から店頭回収・リサイクル実証事業をスタートさせた。

23年度はプラスチック製品を扱う店で回収・引取実証事業を開始し、24年度はスーパーマーケット店頭での参加店舗数やエリアを拡大した。今年度は、新たに家電量販店での参加店舗数やエリアを拡大して、回収・引取実証事業を行い、プラスチック製品の持続可能な回収・リサイクルスキームについて検討を行う。