2013年10月24日 |
信越化学・第2四半期 最終益15%増 638億円 |
【カテゴリー】:経営(人事/決算) 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業が24日発表した、2013年4~9月期連結決算は、前年同期比大幅増収益で、営業利益は10%増の922億円、最終利益は15%増の638億円となった。 主力の塩ビ・化成品事業が好調で売上高を20%、営業利益を41%伸ばし寄与した。米国シンテックが需要安定の米国内に加えてブラジルなどの中南米やロシア、トルコなど世界各国に向けて輸出を拡大した。オランダのシンエツPVCも好調に推移した。信越化学の金川会長は、「塩ビの世界需要は底堅いが、供給側に大きな新増設計画がないため市場が安定してる」と好調の理由を説明した。 シリコーン、機能性化学品事業は増収減益、半導体シリコンと電子・機能材料事業は減収増益だった。通期予想は変更しない。 【信越化学工業・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率% ◇売上高 572,184 (6.6) ◇営業利益 92,224(10.3) ◇経常利益 97,332 (13.2) ◇当期純利益 63,820(14.6) ◇1株当たり純利益 150.12円(131.18円) <2014年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 1,060,000 (3.4) ◇営業利益 170,000 (8.3) ◇経常利益 180,000 (5.8) ◇当期純利益 110,000 (4.1) ◇1株当たり純利益 258.78円 |